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投資信託の基準価格や日々の株価って、世界の色々な出来事や指数の値動きにも連動してるってご存知ですか?
証券マンに勧められるままに買ってしまい、そのままおまかせだったけどちょっと踏み込んでみたい。自分でも勉強してみたいけど、経済って難しい。
そんなあなたに、日々のマーケットに目を向けるだけで世界の経済情勢を知ることができる、「明日からできる投資に強くなる3つの習慣」をご紹介していきます。

 

1.日本株は夜間も動いている?

→ 「日経225先物指数」をチェックしましょう

日本の株式市場の取引時間は午前9時~午後15時となっておりますが、
先物市場は午前9時~15時15分、また夜間取引が16時30分から始まって、夜中の午前3時まで取引されています。

・なぜ日経225先物指数をチェックする必要があるの?
⇒日経平均株価は先物指数とほぼ連動して動いています。

日本の株式市場が終わった後も、欧州市場(ドイツ、イギリス、フランスなど)の取引開始に合わせて先物の取引が始まりますので、夜間取引されている間に起こる海外の経済指標発表や、日本や海外で起こるイベントにも反応して価格が推移しています。

記憶にも新しい、東日本大震災は株式市場の終了直前の14時46分に発生しました。地震直後は震源地が東北地方と伝わり、経済的な被害や影響は薄いと思われ、株価の影響はそれほど大きくはありませんでした。
取引時間終了まで10分足らずでしたので、保有しているポジションを売るに売れなかったこともあり、日経平均株価の終値は10,254円でした。
しかし、その後の津波の情報が入ってくると、16時半に始まった先物価格は 9,500円 を割れることになりました。

このように株式市場が終わった後でも、先物市場でマーケットの反応を知ることができます。

 

1-2.日本以外の取引所でも、日経225先物は取引されている?

→ シンガポールとシカゴの取引所は日本時間より長く取引されています。

シンガポールの市場では日本の取引時間より15分早く、8時45分にSGX日経225先物指数の取引が始まります。(SGXとは、シンガポール証券取引所の略称です。)日本の寄付きの価格はSGX日経225先物指数を見ると、その日の寄付きの強弱が掴めるかと思います。

もう一つ、夜間の先物市場が終わった後の値動きですが、CME225先物指数を見るとニューヨークの取引時間が終わるまでの価格推移が確認出来ます。(CMEとは、シカゴ・マーカンタイル取引所の略称です。)午前3時に日本の先物夜間取引は終了しますが、ニューヨークの取引時間中に発表されるイベント「FOMC」は、午前3時に議会の声明発表がされるので、発表と同時に価格が大きく上下に推移します。そのような発表の結果を、先物指数がどう受け止めたか、リアルタイムでマーケットの反応を確認することが出来ます。

ちなみに、SGXとCMEは日本が祝日の日でも取引されています。祝日や連休前、年末に持ち越してしまったポジションが気になる人は、SGXやCMEの取引価格をチェックするといいでしょう。(気にしても身動きは取れませんが、先物トレーダーは一喜一憂しています。トレーダーは思惑通りの推移であれば気休めになり、逆ポジションだと憂鬱になっています)

SGX、CME225先物指数はここでチェック!!
http://nikkei225jp.com/cme/
http://225225.jp/

個別株の夜間取引(PTS)、ニューヨークの上場している日本の株式(ADR)はここでチェック!!
・モーニングスター PTS
http://www.morningstar.co.jp/StockInfo/pts/ranking
・ADR日本株一覧
http://adr-stock.com/

・ここがポイント
※必ず東京市場がオープンする前に、前日のニューヨークの動きを見ましょう。

多くの場合、東京市場でも前日の米国市場の影響を受けて前場は動いて行く可能性が高いです。

 

*各市場の特性はここでチェック!!
http://www.toushilabo.com/learning/basic_fx/backnumber/02.html

 

2.世界の経済の中心はやはりアメリカ

→ ニューヨークダウ先物を日中もチェックしましょう

日本の株式市場が突然上がっている(下がっている)けど、日本では何も起きていない。そんな時は海外で何かが起きていることがあります。世界の経済の中心はやはりアメリカです。ニューヨークのダウ先物指数も、世界の経済指数と連動することが多く、日本の取引時間では閉まっているニューヨーク市場も、夜間取引で先物価格の値動きをチェックすることで価格変動の理由を知ることができます。

自分が必ず見るアプリや情報サイトにニューヨークダウの先物の水準はのっているかも合わせてチェックする癖をつけましょう。

ニューヨークダウ先物、ナスダック指数はこちらでチェック!!
http://nikkei225jp.com/nasdaq/
※マーケット情報サイト・活用法はこちら
http://stocks.finance.yahoo.co.jp
http://www.stock-traderz.com/infomation/jouhou.html

 

3.世界の市場の波の荒れ具合を見よう

→ 投資家心理の冷え込みを表す指標。VIX、日経VIを常に脇目に

・VIX→ボラティリィティインデックス(米株)

・日経VI→日経平均ボラティリィティインデックス

VIXは恐怖指数とも言われ、この数値が高ければ高いほど株価や指数は急落・暴落状況にあり、マーケット参加者の心理は冷え込んでいます。VIX指数、日経VI指数上昇時は買いポジションを縮小することや、一旦現金ポジションに変える、指数が落ち着くまで休むということも大切です。
投資の格言では「休むも相場」という言葉がありますが、どんな状況でも勝ち続けることはプロでも不可能です。相場が下落傾向やパニックにある時は、ポジションを持ち続けて上昇を待つ(塩漬け)よりも、一旦手仕舞いして、次のタイミングを伺うことも大切です。
VIX指数、日経VI指数は、マーケットの変化を知らせる「みちしるべ」の役割にもなりますので、常にチェックしましょう。

下落相場ということは、売りで利益を上げたい人はショートポジションを保有する。VIX指数のETFを保険として、買いポジションのヘッジをすることもできるため、万が一に備えて使える有効な指標とも言えます。

 

下げ相場での戦略としては、下記の投資戦略が有効です。
・ベア型の投資信託の購入
・VIX指数ETF(銘柄コード:1552)の買い
・ベア、インバース型のETF買い
・株式の信用売り
・先物売り、プットオプションの買い(上級者向け)

 

ボラティリィティ→変化率が高い時は通常より株価の変動率が高いため、投資資金を絞るようにしましょう。

VIX指数、日経VI指数はここでチェック!!
・VIX指数
http://nikkei225jp.com/data/vix.html
・日経VI指数
http://quote.jpx.co.jp/jpx/template/quote.cgi?F=tmp/real_index2&QCODE=145

 

これらのチェックが習慣になると、いま世界がどのような動きをしているのか、保有している資産にどんな影響があるのか、ニュースや新聞の見方、捉え方、行動が変わってきます。デイトレーダーや先物トレーダーはこのような指数を1日に何十回とチェックしています。そこまで過度に意識する必要はありませんが、投資をする上では習慣付けしたい重要なチェックポイントですので、お気に入りやアプリに入れておくと投資スキルの向上に役立ちます。

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